Windows における初期導入 ~ 基本設定/操作

Windows における初期導入 ~ 基本設定/操作

Windowsにエージェントをインストールする

初めに

URLhttps://baas.bitob.net/ をブラウザで開きます。

IDを入力して[次へ]をクリックします。

パスワードを入力して[次へ]をクリックします。

Authenticatorに表示されたコードを入力して[サインイン]をクリックします。


デバイスが接続されていることを確認したあと、

右上にある[追加]をクリックします。

ワークステーションの[ウィンドウズ]を選択します。

ダウンロードされたファイルを開きます。

ダイアログが表示されます。[はい]を選択します。


[BitoB Backup Windowsエージェントのセットアップへようこそ]のダイアログが表示されたら[インストール]をクリックします。


[インストール設定のカスタマイズ] をクリックし、

以下を希望する場合は適切な変更を加えます。


・ [インストールする項目]を変更する場合。

注意

Windowsマシンで、マルウェア対策保護とURLフィルタリング機能を利用するには、マルウェア対策保護とURLフィルタリングエージェントのインストールが必要です。保護対象となっているワークロードの保護計画でウイルスおよびマルウェア対策保護またはURLフィルタリングモジュールが有効になっていれば、自動的にインストールされます。

・ [登録の設定]を変更する場合。[サービスコンソールを使用します](デフォルト)から [資格情報を使用します] や [登録トークンを使用します] に切り替えることが可能です。


・ [インストール先のフォルダ]を変更する場合。


・ ログインアカウントを変更する場合。


・ [HTTPプロキシサーバー]のホスト名/IPアドレス、ポート、および資格情報を確認または変更する場合。Windowsでプロキシサーバーが有効な場合は、
  自動的に検出、使用されます。


設定したら[インストール]をクリックします。

(エージェント for VMware をインストールする場合のみ)仮想マシンがバックアップ対象の vCenter Server またはスタンドアロン ESXi ホストのアドレスとアクセス認証を指定して、[完了] をクリックします。管理者の役割が割り当てられたアカウントを使用することをお勧めします。そうしない場合は、vCenter ServerまたはESXi上で必要な権限を持つアカウントを指定します。

(ドメインコントローラでインストールする場合のみ)エージェントサービスを実行するユーザーアカウントを指定して、[完了] をクリックします。これは、セキュリティ上の理由で、プログラムの設定はドメインコントローラ上で新しいアカウントを自動作成できないためです。

デフォルトの登録方法 [サービスコンソールを使用します] を保持した場合は、登録画面が表示されるのを待ってから、次の手順に進みます。それ以外の場合、追加の操作は不要です。


インストールファイルをダウンロードした後にそのままインストールされます。

[登録情報を表示]をクリックして登録コードを確認した後、
[ワークロードを登録]をクリックします。

新しいウィンドウが開かれて[ワークロードの登録]のダイアログが表示されます。
[アカウントの登録]に登録するアカウントを入力して[コードを確認]をクリックします。




ワークロードの名前(登録するデバイス名)を確認して[登録を確認]をクリックします。

登録が完了すると[すべてのデバイス]に表示されます。


または、[すべてのデバイス] から [追加] をクリックし、

下にスクロールして [コードによる登録] を表示し、[登録] をクリックして、登録フォームにアクセスできます。

注意

登録を確認するまで、プログラムの設定を終了しないでください。登録を再開するには、プログラムの設定を再開して、インストール手順を繰り返す必要があります。

その結果マシンは、サービスコンソールへのログインに使用されたアカウントに割り当てられます。

ココマンドラインを使用してマシンを手動で登録もできます。

強化セキュリティモードを使用しているテナントのアカウントにエージェントが登録されている場合)暗号化パスワードを設定できます。


マシン全体バックアップ

1.バックアップ対象のコンピュータを選択します。
2.[保護]をクリックします。

マシンに適用されている保護計画が表示されます。どの計画もまだ適用されていないマシンの場合、適用可能なデフォルトの保護計画が表示されます。必要に応じてこの計画の設定を調整することも、新しい計画を作成することもできます。
3.新しい計画を作成する場合は[計画の作成]をクリックします。

4.[バックアップ]を有効にしてから設定を展開します。

5.保護計画名を変更するには、デフォルト名をクリックします。
6.バックアップのパラメータを変更するには保護計画パネルの該当する設定をクリックします。
7.バックアップオプションを変更するには[バックアップオプション]の横にある[変更]をクリックします。
8.[作成]をクリックします。
9.指定した曜日時間になるとバックアップされます。

[今すぐ実行]からも行うことができます。



ファイル/フォルダバックアップ

1.[バックアップ対象]で[ファイル/フォルダ]を選択します。

2.[バックアップする項目]を指定します。

3.[バックアップする項目]で[直接]を選択します。


・保護計画に含まれているマシンごとに、以下の手順を実行します。
4.[ファイルとフォルダの選択]をクリックします。

5.[ローカルフォルダ]または、[ネットワークフォルダ]をクリックします。選択したコンピュータから共有にアクセサできる必要があります。

・必要なファイル/フォルダを参照するか、パスを入力して矢印ボタンをクリックします。メッセージが表示されたら、共有フォルダのユーザー名とパスワードを指定します。匿名でのフォルダのバックアップはサポートされていません。
6.必要なファイル/フォルダを選択します。

7.[完了]をクリックします。

8.[OK]をクリックします。

9.[作成]をクリックします。
10. 指定した曜日時間になるとバックアップが実行されます。

・[今すぐ実行]から行うこともできます。

既存の保護計画を適用する手順

1.バックアップ対象のコンピュータを選択します。
2.[保護]をクリックします。選択したマシンに共通の保護計画が既に適用されている場合は、[計画の追加] をクリックします。
以前に作成された保護計画が表示されます。

3.適用する保護計画を選択します。
4.[適用]をクリックします。




マシン全体復元

1.バックアップされたコンピュータを選択します。
2.復元をクリックします。

3.リカバリポイントを選択します。復元ポイントは、保存場所でフィルタされます。コンピュータがオフラインになっている場合、リカバリポイントは表示されません。次の手順のいずれかを実行します。
・バックアップのロケーションがクラウドまたは共有ストレージの(他のエージェントがアクセスできる)場合は、[コンピュータを選択]をクリックして、オンラインになっているターゲットコンピュータを選択してから、リカバリポイントを選択します。
4.[復元]→[マシン全体]をクリックします。

5.バックアップされたディスクをターゲット コンピュータのディスクへ自動的にマップします。
別の物理コンピュータに復元するには、ターゲットマシン(対象のマシン) をクリックして、オンラインの復元先のコンピュータを選択します。

6.マッピング結果に満足できない場合や、マッピングが正常に行われなかった場合は、[ディスクマッピング]をクリックして、ディスクを手動で再度マッピングできます。
マッピングセクションでは、復元対象の個別のディスクまたはボリュームを選択することもできます。右上の [ボリュームマッピングに切り替え] リンクを使用することによって、復元するディスクおよびボリュームを切り替えることができます。

7.復元を進めるために[復元を開始]をクリックします。
8.ディスクをバックアップされたバージョンで上書きすることを確認します。コンピュータを自動的に再起動するかどうかを選択します。復元の進行状況は [アクティビティ] タブに表示されます。

9.[復元を開始]をクリックして完了です。


ファイル/フォルダ復元

1.復元する存在していたコンピュータを選択します。
2.[復元]をクリックします。

3.リカバリポイントを選択します。復元ポイントは、保存場所でフィルタされます。
4.[ファイル/フォルダの復元]をクリックします。

5.目的のファイル/フォルダを直接参照するか、検索を使用して目的のファイルとフォルダの一覧を取得します。

1つ以上のワイルドカード文字(*および?)を使用できます。

注意

クラウドストレージに保存されたディスクレベルバックアップでは、検索は使用できません。
6.復元するファイル/フォルダを選択します。

7.ファイル/フォルダを.zipファイルとして保存する場合は、[ダウンロード] をクリックし、データの保存先を選択して、[保存] をクリックします。それ以外の場合は、この手順をスキップします。

フォルダが選択されているか、選択されたファイルの合計サイズが100MBを超えている場合、ダウンロードできません。

8.[復元]をクリックします。

[復元先] に、次のいずれかが表示されます。

  • 復元するファイルが元々存在していたマシン(エージェントがこのマシンにインストールされている場合)。
  • VMwareエージェント、Hyper-Vエージェント、Virtuozzoエージェント、Scale Computing HC3エージェント、またはoVirtエージェントがインストールされているマシン(ESXi、Hyper-V、Virtuozzo、Scale Computing HC3、またはRed Hat Virtualization/oVirt仮想マシンにファイルが元々存在していた場合)。
これは、復元先のコンピュータです。必要に応じて、別のコンピュータを選択できます。
9.[パス]で復元先を選択します。次のいずれかを選択できます。
  • 元のロケーション(元のコンピュータに復元する場合)
  • 復元先のコンピュータのローカルフォルダ

注意

シンボリックリンクはサポートされていません。
  • 復元先のコンピュータからアクセスできるネットワークフォルダ
10.[復元を開始]をクリックします。

11.次のいずれかのファイル/フォルダ上書きオプションを選択します。
・[既存のファイル/フォルダを上書きする]
・[既存のファイル/フォルダが古い場合は上書きする]
・[既存のファイル/フォルダを上書きしない]

[実行]をクリックします。
復元の進行状況は [アクティビティ] タブに表示されます。

Webリストア

1.バックアップされたコンピュータを選択します。
2.[復元]をクリックします。

[その他の復元方法…]をクリックします。

[ファイルのダウンロード]をクリックします。

3.復元したいデバイスを選択します


4.復元対象が含まれているバックアップ計画を選択します。

5.復元対象がある日付のバージョンを選択します。



6.復元したいファイル/フォルダがあるボリュームを選択します。

7.復元するデータの左に表示されているチェックボックスを選択し、[ダウンロード]をクリックします。選択したファイル/フォルダが1つの場合は、そのままダウンロードされます。複数のファイル/フォルダを選択した場、選択したデータは.zipファイルにアーカイブされます。


エージェントのアンインストール

Windowsの場合

すべての製品コンポーネントをコンピュータから削除する場合は、以下の手順に従います。


1.デバイスに管理者としてログインします。
2.[コントロールパネル]に移動し、

[プログラムと機能](Windows XPでは[プログラムの追加と削除])をクリックします。

[BitoB Backup]を選択します。
            
[アンインストール]をクリックします。

[アプリがデバイスに変更を加えることを許可しますか?]と表示されたダイアログが出てくるので[はい]を選択してください。


3.(パスワードで保護されたエージェントの場合)エージェントをアンインストールするために必要なパスワードを指定して、[次へ]をクリックします。
4.[ログと構成の設定を削除する]チェックボックスをオンにします。

エージェントを再インストールする場合は、このチェックボックスをオフにします。
チェックボックスをオンにすると、マシンがサービスコンソールで複製され、古いマシンのバックアップは新しいマシンに関連付けられません。
5.[アンインストール]をクリックします。


[アンインストールが正常に完了しまいた。]と表示されたらアンインストール完了です。



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